ダイエットや美容効果をサポート!免疫力・消化力アップ・便秘の改善にも!インド発祥のオイル「ギー」の作り方

アーユルヴェーダには、生活の中でカンタンにできるデトックス法がたくさんあります。

色んな健康にいいオイルがここ数年注目されていますね。
例えば、ココナッツオイルやグレープシードオイル・亜麻仁油など。

今回は、数年前から海外セレブや日本の芸能人の間で人気の、「ギー」に注目しました。

栄養価が高いギーは、私たちに様々な効果効能を与えてくれ、近年日本でも注目されつつあります。
カラダの中から美しく、健康になれる、インド発祥のオイル・ギーについてご紹介します。

ギーとは

ギーとは、カンタンにいうと、バターから不純物を取り除いた純粋なバターオイル

インドなどで昔から健康にいいとされ使われてきたオイルで、インドの伝承医学アーユルヴェーダでは滋養強壮にいい「万能オイル」として伝承され続けています

カラダに良いことだらけの、黄金の最強オイル・ギー。
アメリカのTIME誌では「最も健康的な食品50」にも選ばれるほど。

美容や健康にとってもいいオイルです。

無塩バターを煮詰めて、余分な水分やタンパク質などの不純物を取り除いていくので、バターよりも腐りにくいのも特徴です。

ギーとバターの違い

ギーとバターは似ているようで全く違います。

ギーとバターの大きく違うところは、含まれる飽和脂肪酸の種類です。
ギーにもバターにもマーガリンにも飽和脂肪酸は含まれていますが、飽和脂肪酸にも実は3種類あります。

  • 短鎖脂肪酸:エネルギー源として消費されやすく、体内に脂肪が蓄積されるのを抑制してくれます。免疫力アップや腸内環境の改善、肥満予防におすすめです。短鎖脂肪酸は、食べ物で摂取するよりも、体内で生成して増やすのが一般的です。
  • 中鎖脂肪酸:ココナッツなどのヤシ科の種子に含まれる天然成分で、牛乳などにも含まれています。長鎖脂肪酸より5倍くらいの速さで分解され、エネルギーに変わります。体内にため込みにくいです。
  • 長鎖脂肪酸:一般的なオイル(バター・マーガリン・サラダ油など)に含まれています。体内で固まりやすい上に、分解されにくく、体内に蓄積されやすい特徴があります。

バターは太りやすいといわれる長鎖脂肪酸を含みますが、ギーはエネルギーとして消費しやすく体内にため込みにくい中鎖脂肪酸を含みます

それだけではなく、ギーには食品から摂取するのは難しいといわれる、短鎖脂肪酸と共役リノール酸という成分も含んでいます

共役リノール酸というのは、体内に溜め込まれた脂肪を分解・燃焼するのを助けたり、体内に脂肪が蓄積されるのを抑制する働きがあります。
痩せやすいカラダ・太りにくいカラダを作るのにとっても嬉しい成分なのです。

ギーはバターを材料としていますが、バターから不純物を取り除いたギーは、バターとは全く別物になっているんですね

栄養成分に関しても、バターよりギーの方が中鎖脂肪酸を多く含んでいます。
中鎖脂肪酸はカラダの中でエネルギーになりやすいので、ギーはダイエットにも向いています

また、アーユルヴェーダにおいても、ギーは万能オイルとして使われてきました。
ギーはドーシャを鎮静させて、消化力を高めてくれます。

余分な水分やタンパク質を多く含むバターでは、ピッタが多く含まれるため、ドーシャを沈静化できないのです。
ギーはどのドーシャ(体質)も乱さないのです。

ギーの効果

ギーには、主に以下のようなたくさんの効果が期待できます。

  • 中鎖脂肪酸を多く含んでいるので、ダイエットへの効果が期待できる
  • 免疫機能に働きかける「ブチル酸」を多く含むので、ウイルスやがん細胞からカラダを守ってくれる効果が期待できる
  • 乳製品特有の「酪酸」という成分がたくさん含まれており、腸内環境を整える効果が期待できる。
  • ギーは消化力を高める働きもあり、胃酸の分泌を高めてくれる効果が期待できる
  • 保湿効果やエイジング効果が高いのでシミやシワ・お肌の乾燥を防いでくれる。
  • 脳に滋養を与えるので、記憶力の低下なども防ぐ効果が期待できる。
  • 眼精疲労・視界・視力の改善にも期待ができる。
  • 眼精疲労からくる頭痛の緩和にも期待できる。

ただし、ギーをたくさんとれば美しく健康的になれるわけではありません

カロリーという側面でみると、ギーは1gあたり9kcal。バターのカロリーとあまり変わりません。
摂り過ぎると、逆に体重増加を招いたり、胸焼けを起こしたりしてしまいます。

ただし、ダイエット中だからといってオイルを完全に抜いてしまうと、かえってカラダの調子が悪くなってしまいます。
特に女性は便秘になったり、肌や髪の毛がパサパサになってしまうので、ダイエットや体型維持に気を遣う方にギーはおすすめのオイルです。

1日大さじ2くらいの摂取量にすると、ギーの効果を最大限にいかせますよ。

ギーの作り方

実は自宅でもギーを手作りすることができるのです。
ここからは、ギーの作り方を紹介していきます。

詳しく動画にもしていますのでチェックしてみてください。

用意するもの

  • 無塩バター
  • お鍋
  • こしき
  • ギーを入れる容器
  • 小さな容器に入れたお水
  • ティッシュ
  • ライター

1. お鍋にバターを入れる

一度に作る量は、無塩バター200g×2個までにしましょう。

無塩バター200g×2個をお鍋の中に入れて、火にかけます。
だんだん煮えてきて、タンパク質が浮き出してきます。
※焦げやすいので、とろ火でじっくりコトコト。

ビッタの熱を沈めて、ヴァータの動きに潤いを与えていきます。
カファの安定を増やしていきます。

2. 浮き上がってきたタンパク質を取り除く

じっくり煮込んでいくと、キレイな黄金色になります。
水分が蒸発したか確認するために、ティッシュの先にギーをつけて、ライターで火をつけます。

3. ギーをこす

水分の抜けたギーをこすと、ギーの完成です。

ギーはアーユルヴェーダでは、「オージャス」と呼ばれる生命のエッセンスです。
また、「スロータス」と呼ばれ、カラダの管をつまらせずに巡ってくれるオイルです。

無塩バターをお鍋に入れて煮詰めるだけでできあがるので、誰でもかんたんに作れます。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。

日常でのギーの活用方法

ギーは自宅でかんたんに作れる上に、皆さんの日常にかんたんに取り入れることができます。
日常でのギーの活用方法を、いくつかご紹介します。

  • 炒め物など普段の調理油の代わりに。
  • サラダのドレッシング代わりに。
  • ホットミルクやコーヒーに入れる。
  • マッサージオイルとして。
  • ビタミンE・ビタミン群も豊富で、肌の新陳代謝を高めるので、エイジングクリームとしてお肌に塗る。
  • 保湿力が高いので、リップクリームやハンドクリームとして。
  • 目の下やまぶたに塗って寝る。PCやスマホを使いすぎたときの眼精疲労緩和に。
  • 頭が痛くなりそうなときに、こめかみに塗る。

料理や飲み物に加えるだけでなく、全身に塗るオイルとしても活用できます。

まとめ

インド発祥のアーユルヴェーダで伝承され続けてきたギーには、カラダが喜ぶ魅力がたくさんあります
自宅でかんたんに作れますし、食事や全身マッサージ、保湿など、あらゆる活用ができるオイルです。

美容に、健康に、ダイエットに、日常の中に無理なく続けられることを上手く取り入れて、自分に合った方法や、これならできる!という気に入った方法を実践していきましょう。