ドーシャとは?

アーユルヴェーダでは、宇宙と植物、そして私たち人間の持つ5つのエネルギー(風・空・火・水・地)からなる3つの「ドーシャ」からできていると考えられています。
3つの「ドーシャ」は、生まれた時、もしくはお腹にいる時(諸説あり)にすでに決まっており、このバランスで性格的な個性と肉体的な特徴が変わってきます。
同じ環境で育った兄弟や双子でさえ性格や特徴が違うのも、生まれた時、もしくはお腹にいる時に決まった、エネルギーバランスによるものだと言われています。

アーユルヴェーダ的考え方でみる、あなたのドーシャ・体質傾向は?

簡易的なチェック項目で調べてみましょう。

ドーシャチェックの仕方

アーユルヴェーダでいう「ドーシャ・体質傾向」とは、本来のその人の状態・元々持っている本質のことです。
どのエネルギーバランスを崩しやすい(増やしやすい)傾向があるのか、ということを意味しています。

下記のチェック項目をみて、自分に当てはまる項目を5段階でチェックしてください。
元々の自分の体質傾向を知るために、できるだけ子供の頃を振り返りながらチェックするようにしましょう
合計点が1番高いものが、あなたのドーシャ・体質傾向を知る手がかりになります。

ヴァータ チェック

ピッタ チェック

カパ チェック

ドーシャ別傾向をチェック

あなたはどのドーシャ(体質傾向)でしたか?
それぞれのドーシャ(体質傾向)別に簡単に傾向をお伝えしますね。

ヴァータ タイプ

風と空(くう)のエネルギー。
型にはまらない空間を吹く風のように「動く」性質をもったヴァータの人。
想像力が豊かで理解が早く、順応性も高いのが特徴です。
軽やかな風のように行動がすばやくて快活の気質が魅力といえます。

ヴァータのエネルギーが過剰に増えすぎて(減りすぎて)バランスを崩すと、向かっていく方向を見失い不安定になったり、気分のアップダウンが激しくなったり、ストレスを受けやすくなったりします。カラダへの影響は、手足の冷えや緊張型の頭痛や腰痛、肩こりなど痛みが出たり、循環器疾患、血管疾患、神経系疾患などを引き起こしやすくなる傾向にあります。

ピッタ タイプ

情熱的な心をもって果敢に突き進む火のエネルギーと火力を調整する水のエネルギーをあわせもつピッタタイプ。燃える火のような熱い野望をもち、目標達成に向かってチャレンジ精神旺盛で勇敢なリーダータイプが多いです。

ピッタのエネルギーが過剰に増えすぎて(減りすぎて)バランスを崩すと、何かと批判的になり、完璧主義になって敵を作りやすい傾向になったり、イライラと怒りっぽくなったりします。
カラダへの影響は、異常な汗っかきになったり、湿疹やじんましん、胸焼け、肝臓や胆のう疾患、胃腸炎、胃潰瘍、十二指腸、皮膚疾患、目の充血、冷え、のぼせなどを引き起こしやすくなる傾向にあります。

カパ チェック

地のエネルギーをもつカパの人は、揺るがない大地のような安定した心を持っています。水のエネルギーも備えているので、慈愛に満ち、献身的で穏やかで寛大な人が多いです。波風の立たないことを好み、辛抱強く落ち着いています。

カパのエネルギーが過剰に増えすぎて(減りすぎて)バランスを崩すと、怠惰で鈍感になりがち。活動する意欲がなくなり抑鬱状態になりやすいでしょう。
カラダへの影響は、だるさや眠気、むくみ、肥満、痰や鼻水がでやすくなったり、アレルギー性鼻炎、気管支炎、ぜんそくなどの呼吸器疾患、湿気に弱いため、関節の異常なども引き起こしやすくなる傾向にあります。

まとめ

多くの人の場合、当てはまるのは単体のドーシャではなく、複合しています
ヴァータ・ピッタタイプ、ピッタ・ヴァータタイプ、ピッタ・カパタイプ、カパ・ピッタタイプ、ヴァータ・カパタイプ、カパ・ヴァータタイプ、というように10種類に分かれます。
とはいえ、一人ひとりドーシャ(体質傾向)の割合は違い、また個性もあります。

ドーシャは、お互いがバランスよく均衡を保っているのが理想の状態。
しかし、元々の体質や、生活や環境などの外からの影響によって、3つのドーシャのバランスは常に変化しています。
1つのドーシャが過剰になってしまうと、心身のバランスが崩れ、体調不良に陥ってしまいます。


アーユルヴェーダの施術では、一人ひとりの状態・状況に合わせてトリートメントをし、生活の中で気をつけることなどをアドバイス。乱れてしまったドーシャ(体質傾向)を、元々もっているドーシャ(体質傾向)のバランスに戻し整えて、不調になりづらい心とカラダへ導いていきます。